大正時代を舞台にした30歳×12歳のラブストーリー「煙と蜜」

■煙と蜜(既刊2巻、連載中)
■長蔵ヒロコ
■ハルタコミックス(KADOKAWA)

待望の最新巻が発売されました!
今回もニヤニヤが止まらなかったです・・・

舞台は大正時代。
12歳の花塚姫子の許嫁は陸軍少佐、30歳の土屋文治。
家同士が決めた結婚ですが
二人はゆっくりとお互いを知っていきます。

とにかく、文治さまのことが大好きな姫子さん。
文治さまと結婚する3年後までに
ステキな大人の女性になれるよう奮闘する姿がもう可愛すぎます。
それを見守る文治さまのまなざしも優しくて・・。

文治さまのことを婚約者として意識している姫子さんと違って、
文治さまはまだ姫子さんのことを女性として見ることはできていないのですが(多分・・)
それでも、自分に向けられる好意をしっかりと受け止める姿に
読む方はもうキュンキュンしちゃうわけです・・・。
いつか、姫子さんのことをちゃんと「女」として見る日が来るのかな・・・。


1巻が発売された時、
作品のことは知らなかったんですが
表紙の絵がきれいで、かわいすぎて、
もう目を奪われちゃって、思わず買ってしまったんですよね・・・。
2巻の表紙も1巻同様に姫子さんと文治さまの2ショットなんですが
姫子さんが少しだけ大人の表情になっているような。。

そうそう、表紙の絵がキレイなのはもちろん、
この作品、背景も人物も、本当にきれいに描かれています。
画力素晴らしい・・・!
文治さまの軍服姿や軍での立ち振る舞いの描写も
良く描き込まれているなぁと思います。
線がきれいな漫画はいいですねー。

ストーリーも絵も最高なので
超おすすめです。
みんな読んだ方が良いよ!!

時代が時代だし、文治さま軍人さんだし、政略結婚だし
この先色々起こるんだろうなぁ、とは思いますが
もう少しだけ、姫子さんがもう少し大人になるまで、
二人のやさしい時間が続いてほしいなぁと思います。

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