■忘却のサチコ(既刊14巻、連載中)
■阿部潤
■ビックコミックス(小学館)
ドラマ化もされたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
1~3巻がkindleの期間限定無料になっていたので
この機会に読んでみました。
簡単に言うと、
文芸誌の編集として働くヒロイン・サチコがおいしいものを食べて
おいしい顔をする・・・という作品。
女子がおいしい顔をする漫画はたくさんありますが・・・
サチコの個性が強烈すぎました!
そもそもなぜサチコおいしいものを求めるかというと、
美味しいものを食べ、その幸せに浸り
結婚式当日に新郎に逃げられた傷を忘れるため・・・
だから「忘却のサチコ」。
なるほど。
ただおいしいものを食べるだけじゃなくて、
真面目すぎる性格のサチコが、
作家や同僚、友達とも真面目に向き合う姿がとても面白い。
もちろん食べ物にも真面目に向き合うし
その結果すべてを忘れるような至福の時間を得るわけです。
予想の斜め上を行くストーリーでした。
ただおいしいものを食べる、っていう話じゃなくて
「新郎に逃げられた」ことを軸にしているので
ストーリー展開も飽きないです。
(まだ3巻までしか読んでないけど・・・)
この先の展開がどうなっているのか・・・
機会があればぜひ続きを読んでみたいです。